日本史概説
担当教員川口雅昭 教授
いま私たちが暮らす日本は、どのような歴史的出来事の積み重ねの上にあるのか。その真相を探っていきます
高校時代までに学んだ日本史や世界史の知識、これまでの定説の確認を第一としながら、最新の研究成果を積極的に取り入れ、古代から現代までの我が国の歴史を広い視点から学んでいきます。さらに、周辺諸国や世界の動向との関係も意識し、我が国がどのような発展を積み重ねてきたかを考え、現在の我が国がどのような歴史的出来事の結果として形成されているのかを理解していきます。
日本の歴史と文化を学び、次世代につたえ教える能力・資格を学びます。
中学生・高校生に伝えるということを意識しながら多角的な視点で物事を見る訓練を行います。
歴史・文化の入門科目 教育に必要な科目も始めます。
歴史・文化とともに教科の指導の基礎を学びます。
卒業論文のテーマを定め、研究を仕上げます。
教育の現場で実践的に実習を行います。
担当教員川口雅昭 教授
いま私たちが暮らす日本は、どのような歴史的出来事の積み重ねの上にあるのか。その真相を探っていきます
高校時代までに学んだ日本史や世界史の知識、これまでの定説の確認を第一としながら、最新の研究成果を積極的に取り入れ、古代から現代までの我が国の歴史を広い視点から学んでいきます。さらに、周辺諸国や世界の動向との関係も意識し、我が国がどのような発展を積み重ねてきたかを考え、現在の我が国がどのような歴史的出来事の結果として形成されているのかを理解していきます。
担当教員 花井しおり 准教授
「古典(古文)」の時間に学んだ「古代語(文語・文語文法)」と、私たちが日常使っていることば「現代語(口語・口語文法)」は異なっています。たとえば、「におう」「におい」は、嗅覚で感じる香りをイメージしますが、『万葉集』の中での「にほふ」は視覚的な感覚をいいます。このように同じ日本語でも、ことばの意味が歴史的に変化することもあるのです。この授業では、日本語の歴史的変遷、いつ、どのように変化したのか?について考えていきます。
担当教員 菅原 太 准教授
文字文化、絵画などの芸術、いわば「ビジュアルな記録」の変遷から、日本と対照的な欧米社会の歴史を読み解いていきます
日本の歴史と比較することで欧米の歴史を政治史のみならず、社会史や文化史など、多様な角度から検討することが可能です。この授業では、いわば「芸術史」から欧米の歴史を考察します。欧米の社会や政治を支え現代まで影響を及ぼしている文字文化、およびビジュアルな記録としての絵画の変化について、実際にそれらをプロジェクターで見ながら、探っていきます。
担当教員 渡 昌弘 教授
考えたことがありますか?中学や高校の国語科の古典に、古文と漢文の両方が含まれているのは、なぜ?
日本と日本文学に中国の古典文学は影響を与えてきましたが、実は本来外国語である漢字を意外なまでに抵抗なく受容してきました。その背景には漢文訓読が大きく関わっています。この授業では、漢文の訓読方法を再確認した上で諸作品を読んでいきます。ところで、和語の文芸が成熟した後も漢詩文が学ばれてきたのは、漢字を受け入れた当初から日本人は中国の古典を自らの古典として接したからだと思われます。
担当教員 川口雅昭 教授
一人の心ある人間になる。教師としての人間力を磨くため、名著を読み、今の自分の心を見つめ直す作業をします
「一人の心ある人間になる」がこの教科の目的です。授業では、四書(儒教経書のうち『大学』『中庸』『論語』『孟子』の4つ)、曹洞宗開祖である道元の仏教思想書『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』、西郷隆盛の遺訓集『南洲遺訓(なんしゅういくん)』、吉田松陰による獄中での『孟子』の講義録『講孟 記(こうもうさっき)』、また、森信三らの書を輪読し、毎週、感想文などを書くことで、今の自分の心を見つめ直す作業をします。
担当教員 岡 良和 教授
中学校や高校に出向き、現場の生き方や生徒と活動することで学校の現場への理解を深めます。2年次に履修できます
本学提携の中学校や高校に出向き、現場の生き方や生徒とともに活動することで学校の現場への理解を深めます。文化祭や運動会、音楽会など学校行事の補助活動や学校間交流のサポート、研究授業の見学などの活動を通して教員のさまざまな仕事を具体的な経験から理解し、生徒と触れ合うことで「先生になりたい」という気持ちを決意に変えていくのに役立ちます。参加学生の活動は実習校からも高く評価されています。
幕末から太平洋戦争に至る歴史の中で、日本がいかにして国家として形成されていったかを学び、正しい歴史観を身につけます。
『万葉集』『古今和歌集』『伊勢物語』『源氏物語』『土佐日記』『枕草子』などの作品への理解を深め、国語教員としての素養を磨きます。
教師の性格と課題、家庭・地域と学校、学級・学校経営などの切り口から、学校教育とは何かを教職経験のある教員から学びます。
古文・漢文、現代文、それぞれの授業の進め方や教え方について、現役高校教員の立場から効果的な「国語の教育法」を考えていきます。
中学、高校の社会科の「地歴」「公民」科目について、実際に「授業をつくる」感覚で、授業の内容、進め方、教材の使い方などを学びます。教育実習で適切な教科指導を自信を持って行えるよう模擬授業も行い、教員に必要な基礎力を磨いていきます。
教員免許の取得を希望する学生が、中学校や高等学校で2週間から4週間にわたり「教師の卵」として学校の様々な活動に取り組みます。これまで学んできたことを実践に移す絶好の機会です。先生のやりがいや楽しさ、そして責任を全身で感じる貴重な実習です。生徒たちと深くかかわることで「先生になりたい」という気持ちが高まります。