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外観察園の四季 | 12月

 

ヒラタケ  Pleurotus ostreatus  ヒラタケ科

晩秋から早春にかけて発生するきのこで、色々な広葉樹の倒木上や枯木などに発生します。寒くなってから出るので別名「寒茸」ともいいます。人工栽培もされていて「シメジ」の名で売られているのは本種であることもあります。最初はまんじゅう形で、傘が開くにつれて半円状になり、大きいものは20pにもなることがあるそうです。柄は短いか見られないこともあります。折り重なるようにたくさん発生することもあり、一度にたくさん採ることが可能なきのこです。観察園では最初枯れそうなオニグルミの幹から発生し、昨年からは切り倒したヤナギの丸太からでています。時に街路樹などからも発生し、身近なきのこと言えますが、専門家に確かめてもらった確実なものだけを食べるようにしましょう。

2016.12


ヒラタケ

裏から見た様子