ネコハエトリCarrhotus xanthogrammmaハエトリグモ科
大きさは7mm前後、日本全土に分布して都市でもよく見かけるクモです。これはメスだと思われます。木の皮の内側で越冬していました。アミを張らないタイプのクモで、草の葉の上を歩き回ったり待ち伏せしたりして虫をとらえます。オスは求愛ダンスをしてメスを呼び寄せます。
写真は頭部と足の拡大です。クモには8つの単眼があります。毛のまわりにはかぎ針のような突起があり、体表には靴底のような波状の模様がついているのが
よく分かります。
2011.1