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外観察園の四季 | 6月

 

ムラサキツユクサTradescantia ohiensisツユクサ科

北米原産の草で、日本には明治初期に入ったとされています。青紫の花を楽しむため植えられるほか、生物の実験につかわれます。
生物の実験では、雄しべの毛の細胞にある、原形質といわれる部分が流動するようすを観察します。雄しべの毛は、細胞が一列に並んでいるので細胞同士が重ならないこと、また、うっすら紫に染まっていることから、細胞の中身が観察しやすいのです。

2008.6

ムラサキツユクサの花
ムラサキツユクサの花