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外観察園の四季 | 10月

 

ゲンノショウコGeranium nepalense
フウロソウ科

 多年草で、日本全国の草原で見られます。古くから下痢止めの薬草として知られており、効き目がすぐに現れることから、「現の証拠」と名付けられました。
 茎はよく枝分かれし、地面をはって広がります。夏から秋にかけて直径1〜1,5cmほどの花が2個ずつ対になって咲きます。白、淡紅、紅紫があり、観察園のものは白色です。熟した果実は下から上へ縦に裂けながら種子を飛ばします。
 種を飛ばした後の果実の形を神輿の屋根に見立てて、ミコシグサとも言われます。

2010.10

ゲンノショウコの花
ゲンノショウコの花
ゲンノショウコの花粉
ゲンノショウコの花粉