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第15回名古屋大学博物館企画展伊吹おろしの若者たち−八高創立百年の歴史から−

本年は、名古屋大学旧教養部の前身であり、その教養教育の源流でもある旧制第八高等学校(八高)が創立されて100周年にあたります。
今回はこれを記念し、八高がたどった歴史を、学生生活に焦点をあててふりかえります。
名古屋大学に寄贈されている多くの資料から厳選し、さらに名古屋市博物館所蔵の貴重な品々も加えて展示します。展示会場では、八高の歴史を概観する写真図録を配布します(数に限りがあります)。
当時の若者は何を学び、何を悩み、どのような青春時代をおくったのでしょうか。最近、そのあり方が問われている、大学の教養教育を考えるきっかけにもなればと思います。

« 基本情報 »
開催期間 2008年10月7日(火)〜11月8日(土)
開館時間 10:00〜16:00 (入館は15:30分まで)
休館日 日曜・月曜
会場 名古屋大学博物館 博物館展示室
入場料 無料
内容
1 旧制第八高等学校 −その歴史とキャンパス−
旧制第八高等学校(八高)
旧制第八高等学校

1908(明治41)年に創立され、1950(昭和25)年に終幕をむかえた、旧制第八高等学校(八高)の歴史とそのキャンパスの変遷。

[主な展示物]
時鐘、校印、各種記念絵はがき、復興記念バッジ・バックル、キャンパスの写真パネル、など

2 八高の教育 −超エリートの養成をめざす−
八高正門
八高正門

近代日本のエリートを多く輩出し、「勤勉八高」、「教練八高」として全国的にも有名になったその教育とは。

主な展示物
入試問題、カリキュラム、授業で使われた教科書、数学講義録、試験答案、卒業証書、勉強や軍事教練の写真パネル、など

3 学生生活 −自由なキャンパスライフ−
歌碑
歌碑
記念祭歓迎代人形
記念祭歓迎代人形

戦前にあって自由を謳歌していた八高の学園生活と学生文化。「スポーツ八高」といわれた八高体育会の活躍。

主な展示物
八高生が使っていたマント、四高への挑戦状、『八高生のぞき』、寮生手帳、写真パネル(ストーム、デカンショ、コンパ、学園祭、体育会の活躍)、など

4 戦時下の八高生 −戦争と統制の中で−
八高門札
八高門札

学園生活から自由を奪い、教育も軍国化させた戦争。そのなかで何が変わり、何が変わらなかったのか。

主な展示物
戦時期のクラス日誌、八高生の入隊に際しての寄せ書き入り日章旗、『生徒生活調査』、八高報国団誌『瑞穂』、ほか写真パネル、など

お問い合わせ 〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学博物館事務室
TEL:052-789-5767 / FAX:052-789-5896
« お知らせ »

名古屋大学が来年(2009年)に創立70周年(創基138周年)をむかえるのにあわせ、記念の大学史展示を企画しております。大学史にまつわる「お宝」をご寄贈ください。
ご連絡やお問い合わせは博物館(052-789-5761)か大学文書資料室(052-789-2046)まで。

« 関連イベント »特別講演会(聴講無料、申込み不要)
タイトル 開催日
寸描 − 第八高等学校 2008年10月29日(水)