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第16回名古屋大学博物館企画展愛知の野鳥－環境と多様性－

野鳥たちは自然界の中で特定の環境を受け持ち、そこからはみ出さず忠実に自分の役割を果しています。この自然界の約束を「棲み分け」と呼びます。
この企画展では、愛知県で見られる野鳥たちを「棲み分け」という観点から紹介します。自然環境は驚くほど細かく其々の種のために割り振られており、体の大きさ、首や足の長さ、くちばしの形などにも深い必然性があります。写真や骨格標本、解説を手がかりに「棲み分け」という自然界の約束を考えてみましょう。この約束を実感することが、「生物多様性」を考える大切な一歩になるはずです。

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開催期間	2008年12月2日(火)～2009年1月31日(土)
開館時間	10：00～16：00　(入館は15：30分まで)
休館日	日曜・月曜
会場	名古屋大学博物館博物館展示室
入場料	無料
共催	日本野鳥の会愛知県支部
内容	生息環境と野鳥の多様性「名古屋市内の森」「山間部の森」「干潟」「水田」という４つの環境に生息する野鳥たちを写真で紹介します。それぞれの環境ごとに違う種が生息し、さらにそれぞれの環境の中で細かい「棲み分け」が成り立っている様子をご覧ください。棲み分けと骨格の多様性「棲み分け」のルールは、長い時間をかけて野鳥の形態を進化させていきます。この企画展では、餌とくちばしの関係に焦点を当て、鳥の頭骨の標本を展示します。鳥たちが餌を獲る光景を想像しながら「なぜこのくちばしがこの鳥に最適なのか」を考えてみましょう。体験・製作コーナー鳥の骨と哺乳類の骨の重さや質感の違いを実際に触って確かめてみましょう。缶バッジ製作コーナーでは、展示された野鳥の写真を缶バッジにしてお持ち帰りできます。お気に入りの写真を見つけ、ご自分だけの缶バッジを製作しましょう。
お問い合わせ	〒464-8601 名古屋市千種区不老町名古屋大学博物館事務室 TEL：052-789-5767 / FAX：052-789-5896