門脇誠二研究室 | 名古屋大学大学院 環境学研究科 地球惑星科学系 地球史学講座(博物館)| Seiji Kadowaki, Nagoya University Museum, Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University

連絡先
〒464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学博物館
Eメール:kadowaki[a]num.nagoya-u.ac.jp
アクセス
名古屋市営地下鉄 名城線「名古屋大学」駅 2番出口から徒歩3分
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研究内容 | Research 研究内容

西アジア地域での遺跡調査
Archaeological fieldwork in west Asia

以下の3カ国でこれまで遺跡調査を行ってきました。現在は、コーカサス地方のアゼルバイジャン共和国で古代農村遺跡(ハッジ・エラムハンル・テペ)の発掘調査を行っています。いずれの調査も、現地の古物局(文化庁に相当する政府機関)の許可を得て、国内外の様々な研究機関と共同で行っています。

1. アゼルバイジャン(コーカサス地方):2008年から継続中

この調査成果を用いて、農業起源の考古学研究を行っています。
具体的の下記の研究を進めています。
1. 農耕牧畜の拡散プロセスの解明
2. 狩猟の衰退と農耕の発達を道具でたどる―穀物収穫具と製粉具
3. 家畜ヤギの西アジア起源説の検討―古代DNAの系統解析
4. 穀物貯蔵の直接的証拠の検出―植物遺存体と土壌微細形態
5. 古代の農家と農村の発達と再編成をたどる―建築物と活動場

2. ヨルダン:2000年~2006年、2009年、2016年~継続中

3. シリア:1997年、1999年、2007年~2011年

▲門脇が西アジアで調査した遺跡(印は現在進行中の調査)

アゼルバイジャン(コーカサス地方)の古代農村(約7500年前)の発掘風景
泥レンガ壁の円形住居が同じ場所に何度も建てかえられた結果、人工の丘として遺跡が残されています。堆積物の内容と層序を丁寧に記録しながら、建築物の分布や構造を記録し、石器や土器、動物骨などの遺物を収集します。

アゼルバイジャンでの遺跡調査メンバー
アゼルバイジャン科学アカデミーのファルハド・キリエフ博士と東京大学総合研究博物館の西秋良宏教授と共同して、現地調査を2008年から行っています。