優れた教員による少人数教育で、学生の可能性を広げる
現代社会は激動する経済情勢の中で、柔軟に能力を身につけた人材を望んでいます。本学では人間形成の土台を培う教育とともに、社会人・職業人としての実践的な技能・能力の向上を図り、多様な進路に対応できる人材を育成します。
本授業では、低学年の早期段階から自分の将来について展望し、それを実現するために必要な自己の向上を目標としています。将来、一人前の社会人として自立/自律し、自分の目指す「ありたい姿」に近づくために、「いま何をしなければならないか」を自ら考え、それに必要な自発的な行動を促し、充実した学生生活を送ることを推し進めます。
夏季休業期間中に企業・団体での就労体験を通して、仕事に関する知識・理解を深め、自己の適性を理解した上で主体的に進路を選択できる能力・態度を養成します。
将来、社会で活躍するためには、専門知識や業務処理能力だけではなく、多くの人びととさまざまな手段を使って、意思を正しく伝達し、正確に話を聴いて、意思疎通を図ることができるビジネス・コミュニケーション・スキルが必要不可欠です。また、そのスキルは、就職試験の面接で自分をよく理解してもらい、正しく評価してもらうために必要なコミュニケーション・スキルにもつながります。本授業では、ビジネス・コミュニケーション・スキルの基本から実際までを理解し、実践に適応するスキルの開発・向上を目的としています。
本格的な就職活動を目前に控える10月、より実践的な就活対策として2日間の集中講義形式で就活力の強化を図ります。プログラムは、業界・企業研究に始まり、履歴書対策、グループディスカッション・面接対策、就活マナー、就職基礎能力テスト、模擬面接などを数多く用意。各自の将来の方向性や課題を明確にし、弱点克服に向けた個別指導を行います。当演習は、他大学には類を見ない人環大ならではの企画として毎年定着しており、授業科目として組み入れられています。
一般企業への就職試験においては、面接試験の他に適性試験まで含めると90%近くの企業が何らかの筆記試験を課しています。それには、SPI・一般常識・時事・論作文等があり、就職対策としての筆記試験攻略は、一次試験突破に向けて欠かせないものとなっています。この講座では、採用試験の第一次選考となるSPI試験対策から、高配点で特に重要視される"数的処理"(文章題・図形問題)を解答できる学力を身につけます。
マイクロソフト・オフィススペシャリスト(MOS)は、ソフトウェア業界のリーディングカンパニー・マイクロソフト社が唯一認定する一般パソコンユーザー向け資格認定試験です。パソコンをいかに使いこなせるかが重要なこの時代に、パソコン利用能力の証明となる世界的に認められたグローバルな資格として、今最も注目されています。
秘書技能検定は、秘書としての資質を兼ね備え、実社会で通用する知識や技能、社会人としてのマナーや接遇などの一般常識を身につけるための資格です。また、本講座により、就職活動をする上での知識やビジネスマナーを修得することができます。
医療分野で知らない人はいないほど知名度抜群で、全国で通用する日本最大級の医療事務資格です。医療機関への就職や転職、子育てが一段落した後などの再就職に圧倒的に有利で、世代を超えて一生涯使える資格として今最も注目されています。合格者には「メディカルクラーク」の称号が与えられ、これは単なる医療事務処理だけでなく、秘書的センスを持った医療事務技能者を意味し、診療報酬請求事務能力と患者接遇技能を併せ持っていることが客観的に証明されます。
環境社会検定(ECO検定)は、近年多様化・複雑化する環境問題について幅広い基礎知識や専門知識を習得する今注目の資格です。環境破壊のメカニズムから生活者として持つべき心構えまで、学習項目は多岐にわたってバランス良く整理されています。本検定を取得することで、環境保全、環境に配慮した製品やサービスを提供する企業団体への就職活動時の自己アピール材料となります。なお、本検定は、東京商工会議所が認定する公的資格です。
現代社会で働く人たちの「心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)」への関心は年々高まっています。心の病を予防するには、個々人が正しい知識を携えて自他のストレスに対処することが極めて重要となります。本講座は、それらメンタルヘルス対策の知識と技能を身につけるためのもので、管理職コースとなるII種の資格取得を目指します。なお、本検定は、大阪商工会議所が認定する公的資格です。
現代社会では携帯電話・スマートフォンの急速な普及に伴い、メールやSNSを利用したコミュニケーションが身近になりました。その一方、目上の方や知らない相手と電話をすることが苦手な若者が増えています。本講座では、電話応対の『実技』を通して、相手に好感を持たれる電話のマナーを身につけます。なお、本検定は、電信電話ユーザ協会が認定する公的資格です。
本学では、理念としても大学院進学を重視してきましたが、とりわけ、大学院進学希望者が増加している現状を踏まえて個別指導に力を入れています。その際、本学独自の「4年間を通じたゼミシステム」により培われる教員と学生のパーソナルな関係は、大学院入試に不可欠な個別指導に大いに役立っています。また、毎年6月に、環境系と心理系に分かれた大学院進学ガイダンスを行い、大学院進学を目指す学生への貴重なアドバイスの場としています。
今日、就職や大学院進学において、英語の重要性はますます大きくなってきています。とくに大学院進学の場合、英語は不可欠な科目です。この点を踏まえて、本学では、英語教育に力を入れています。1年次に履修する英語Ⅰ・英語Ⅱから専門課程における敬語購読まで、在学中途切れることなく英語の学習ができます。また、資格対策講座として、TOEIC対策講座の開講もしています。