人間環境大学

公務員・教員・大学院合格者の声

公務員・教員合格者

宮澤元紀さん(長野県大町北高等学校出身)
主専攻:教育心理学

合格先:愛知県教育委員会(中学校教諭・英語)

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(1)教員一次試験合格に向けての筆記試験対策について
教養試験は過去問に取り組み参考書をとにかく1冊やりきりました。その後、苦手なところを中心に繰り返しやりました。特に法律は覚えることが多いので時間をかけました。専門科目は、先生にいただいた参考書を毎日取り組み、週に1度先生に見てもらいながら勉強しました。毎日英語の文章を読み、英語づけの日々を過ごしました。継続して取り組むことが何よりも大切だと感じました。
(2)教員二次試験合格に向けての面接、実技試験対策について
面接は、学校で模擬面接を行いました。初めて話す先生だったので、自分の第一印象がどのように見えるかがわかり、克服すべき点がわかったのでよかったです。また、日頃から人前で話すことに慣れるように心がけることで面接だけでなく教育実習にもつながるので良いと思います。日常生活では、常に「自分が教師になったら」を意識して、どのようなことを話したいのか、どのような行動をとるのかを考えながら生活し、時にはメモを取るなどすると、それが自分の答えとして面接のときに意見を述べることができます。
(3)こんな社会人になりたい!
これがスタート地点であり、また新たな目標に向かって子どもたちと一緒に毎日成長していきたいと思います。「この先生の話なら聞くか」と子どもたちに思ってもらえるよう努力します。
(4)後輩たちへのアドバイス
なかなか結果がでなくて不安なことはたくさんあると思います。そんな時こそ、まわりの人や仲間の支えを信じ、そして自分を信じていれば道は開けます。継続は力なり。毎日少しずつがんばりましょう。

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種村祥子さん(愛知県立瑞陵高等学校出身)
主専攻:芸術療法論

合格先:愛知県庁(行政I)

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(1)教員一次試験合格に向けての筆記試験対策について
公務員試験と言っても様々で、試験科目も沢山あります。まずは、受ける試験など情報を集めてから始めて下さい。勉強はどの試験にも必ず出題される一般知能を毎日1題でもいいので解いて下さい。問題集は沢山買うよりも過去問を何度も繰り返し解くことをお勧めします。時間配分も大切なので、模試を受けるなど、練習を積んで下さい。
(2)教員二次試験合格に向けての面接、実技試験対策について
二次試験は面接や集団討論、体力テストなど一次試験同様試験によって変わります。志望理由は一次試験に合格してからだと遅いと思うので早めに決めておくといいと思います。小論文や討論は日頃からニュースや新聞に目を通しておく。面接はムキになったり、オドオドしたりせず落ちついて臨めば大丈夫だと思います。とにかく練習することが大切です。
(3)こんな社会人になりたい!
失敗を恐れず、何にでもチャレンジしていきたいです。自立した生活を送れるよう、仕事にも私生活にも取り組んでいきたいです。
(4)後輩たちへのアドバイス
チャレンジする前からあきらめるのではなく、だめもとでも挑戦して下さい。公務員試験は性別や大学名など関係なく採用されます。努力した人が合格するものだと思うので最後まで頑張って下さい。

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佐藤弘明さん(愛知県立松蔭高等学校出身)
主専攻:現代文明論

合格先:東京消防庁(消防官I類)

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(1)教員一次試験合格に向けての筆記試験対策について
数的・判断は畑中本でパターンをたたき込みました。本番までに問題を見た瞬間に、このパターンだと見極めることができれば上出来です。歴史科目はあっさり捨てて、社会科学と自然科学は実際の過去問を解いてお手上げの時に限って基本書に戻り、知識の吸収・増加に努めました。これらの復習は毎日ほとんど欠かしませんでした。論文は模試の模範解答を参考に、文体・形式を意識しながら眺めるだけにしました。書く練習は模試以外していません。
(2)教員二次試験合格に向けての面接、実技試験対策について
体力試験については、時間がある時は毎日走って筋力トレーニングを自分のペースでしていました。クラブ活動も積極的に参加し、体を動かしていました。面接試験については学内模擬面接に向けて友達と7回程練習しました。模擬面接後は一次試験を合格してから友達と練習を2回、あとは一人でつぶやいていました。友達との練習では主に言葉遣いや聞かれる質問の意図が自分の発言と合っているかどうかを中心にやりました。
(3)こんな社会人になりたい!
誰かや、その誰かにとって身近な人・大切な人の命が突然の事故や災害で失うことがないよう、仲間と共に自らの手で人命救助に携っていきたいと思います。そして危険に直面する人やそれに関わる人全てに対し、安心感を与えることのできる、そんな救急救命士を目指したいと思います。
(4)後輩たちへのアドバイス
これから就職を考えるみなさんに最も伝えておきたいことが1つあります。それは就職する上で自分は何になら力を注ぐことができるのかを考えるということです。あとから振り返ってみて自信をもって仕事に誇りをもてるよう、今のうちから自分と向き合う時間を増やしていってください。

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大学院合格者

野坂 静雄さん(東京都立戸山高等学校出身)
主専攻:日本教育史

合格先:東京学芸大学大学院教育学研究科 社会科教育科歴史学コース

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私が大学院進学を決めたのは、三年の夏頃になります。それ以前から、進学の希望はありましたが就職や教職のことも考えていたので本当に決まったというのは遅くになってしまいました。大学院に進学を希望する人もそうでない人も、大学での進路というものは一生に関わることです。その上、気付いたら進路を選択する時が迫ってきてしまいますので、自分が何をしたいのかなど一年生からでも考えてみてほしいと思います。

その後、ゼミの先生に相談に上がり、いろいろな話を聞いて、自分でも研究者データベースや専門の学会情報などを調べて大学院で指導してほしい先生を決め進学先を決めました。進学先を決める際にやってほしいことは、指導してほしい先生や研究室にアポイントメントをとって実際にお会いして大学院での研究などについて話を聞いてもらうことです。修士二年間とはいえ、その後も指導いただく先生になりますので自分の研究内容を指導してくれるか、又その先生がどういったお人柄なのかなどよくわかり参考になりますので是非ともやってみてください。

進路先が決まったら説明会や過去問の収集・指導教員のシラバスの入手(受験対策にもなります)などやることは決まってきます。大学院受験は情報戦ともいいますのでこれをやるとやらないではあとあとの受験勉強の大変さが天と地ほど違ってきますのでできる限り頑張ってみてください。それができたらあとはやるだけです!

といっても実際に受験勉強をやっていてもいろいろな問題が出てきます。勉強がなかなか進まないとか大学院受験を選択してよかったのかなど、きっと悩みも出てくることかと思います。そこで大切になってくるのが動機です。私の場合受験を決めるのは遅かったですが、その分これを絶対にやりたいという思いが確かになっていたのでその時のことを思い出してこうしたいから自分は今これをやっていると常々動機を確認してそのために行動していると考えるようしました。その思いが強かったことがこの度合格した一番の要因だと自分では思います。そして、それ以外に合格するには様々な人からのご支援がありました。最後になりましたが、いついかなることでも丁寧にご指導くださり学問の道に導いてくださった恩師とこんな進路を与えてくださった人間環境大学の皆さま、ゼミや受験生仲間に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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小野 公祐さん(星城高等学校出身)
主専攻:比較日本文化論

合格先:京都大学大学院人間・環境学研究科 環境社会論専攻

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受験に必要な科目は、英語、政治学、専門分野の三つでした。日々の勉強で心掛けたことは、精神的に不安定にならないことでした。毎日勉強する中で、不安は必ず出てきます。しかし、それに押しつぶされてしまっては前へ進めません。自分の気持ちをうまくコントロールすることが大切です。そんな中、大学時代の友人が心の支えになりました。また、比較日本文化論の講義ノートを見直したり、ゼミで使った本を読み直したりするうちに、次第にモチベーションが上がりました。

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安藤 薫さん(愛知県立昭和高等学校出身)
主専攻:森林環境学

合格先:京都大学大学院農学研究科 地域環境科学専攻

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私が大学院の進学を考えたのは、熱帯雨林について強い興味を持っていたからです。本学で自然科学に関する基礎知識を学び、森林に関する実験・実習を重ねるたびに、熱帯森林の研究への意欲が高まっていき、その夢の実現性のために京都大学大学院へ進学したいと強く思いました。

ゼミの片山幸士先生には入学してから進学問題について相談をしていました。先生は親身に相談に乗ってくださり、受験するにあたって、色々とお力添えをしてくださいました。3年の春には勉強をはじめました。やればできると信じて、主に英語と格闘する毎日でした。専門分野には今年の春から取り組みました。

今までの大学院試験問題を解いたとき、正直難しいな、と思いましたが、熱帯雨林の研究をしたいという強い気持ちで、必死に勉強しました。しっかりとした目標があれば、人は頑張れるんだと実感することができました。この結果をつかめたのも本学での勉強や経験、また先生方の協力があったからだと思います。

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井田 智明さん(群馬県立桐生南高等学校出身)
主専攻:環境分析化学

合格先:信州大学大学院農学研究科 森林科専攻

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私が大学院進学を決めた動機は、将来専門的な職業に就きたかったからです。もちろん就職のことだけではなく、森林環境ということに興味があり人間環境大学で学んでいく上で、もっと深く勉強したいと考えるようになりました。そんな中、ゼミの片山幸士先生や長井正博先生に親身に相談に乗っていただき大学院進学を決めました。

受験科目は、英語科目、専門科目、面接でした。対策としては、非常に重要である英語科目を重点的に行いました。英語の試験は2時間行われ、内容や単語が専門的であるため、ひたすら過去問を行いました。文法は参考書を一冊購入し復習や分からないところを勉強しました。専門科目については4年生になってから過去問を解きながら、それに関わる文献を読むなどして勉強しました。

受験勉強で苦労したことは、自分に負けないことでした。正直、私は自分に甘いため、すぐ妥協してしまいます。しかし、相談に乗ってくれた先生方や励ましてくれた家族、友達を思い出し勉強に励みました。また、試験を見据えてしっかりとした勉強目標を立て、それを実行する。私の在籍する環境分析化学の研究室のホワイトボードにはこう書いてあります。 『出来る、出来ないじゃない、やるんだよ!!』

これを1日1回、自分に言い聞かせて頑張りました。

大学院に進学後は、就職を考えています。人間環境大学や信州大学大学院で学んだことが生かせるような、職業に就きたいと考えています。

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栗田 知子さん(静岡県浜松市立高等学校出身)
主専攻:森林環境学

合格先:東京農工大学大学院農学府国際環境農学専攻

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大学院の受験対策は、第一に英語でした。英語は大学院の過去問題を解き、頻出される英語を覚えていきました。科学の英語は普段使わない単語もあるため、単語を覚えることが大切でした。また、似たような文章を、科学雑誌や英字新聞から探して読みました。専門科目は、参考になる書籍を読んで過去問題を解いた後、本の中で重要な箇所を自分なりにまとめ、わからないところは本やインターネットで調べました。

実際、受験勉強は積み重ねが一番重要ですが、私の場合はゼミでの活動がとても役に立ちました。ゼミでは、8月に中央アジアの調査を行いました。この調査は、大学院進学先の先生のアシスタントとして同行することが目的でした。調査では、あまり体験できないことをさせて頂き、自らの今後の目的や意欲が高められました。その結果が口頭試験でも生かされたのではないかと思っています。

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横井 力さん(岐阜県立関高等学校出身)
主専攻:環境保全論

合格先:信州大学大学院工学系研究科 地球生物圏科学専攻

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私が大学院進学の対策を始めたのは、3年生の後期からでした。その頃から所属ゼミの担当教員である藤井伸二先生が専門とされる植物学を研究したいと考えていました。よって、まず植物学を研究できる大学院の研究室を探すことが大学院への道の一歩となりました。行きたい研究室が決まった後は院試の対策に入りました。僕の行きたかった大学院では、面接試験と英語の筆記試験だったので、それぞれの試験を意識した対策をしました。面接試験の対策として、自分の研究したいことを具体的にすること、その研究内容を人に説明できるよう努力しました。英語の筆記試験の対策としては、過去問の大まかな出題傾向を把握して、それに対する勉強をしました。

これらの大学院選びや研究内容を具体的にするためにはゼミの先生との相談が不可欠になります。また、藤井伸二先生の研究分野は自分と近い研究分野なので、先生の調査に同行するなどして、先生との距離を近づけ、よい関係を作ろうと努力しました。

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中鋪美香さん(愛知県立木曽川高等学校出身)
主専攻:環境分析化学

合格先:岐阜大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻

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私が大学院へ進学しようと思ったのは、大学2年生のときでした。

ゼミの長井先生に専門的なことができる職業に就きたいと相談したとき、それなら大学院へ進学したほうが良いと言われ決心しました。

岐阜大学大学院工学研究科を選んだ理由は、水についてもっと詳しく勉強したいと思ったからです。

大学院への入試は推薦入試だったので、面接練習に特に力を入れました。

大学院へ進学したい理由、なぜ水について研究したいのか、今卒業論文を作成するためどんな研究をしているのかなど、話の筋を組み立て、相手に分かりやすく説明できるよう努力しました。

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三松 早記さん(高知県立中村高等学校出身)
主専攻:臨床心理学

合格先:人間環境大学大学院人間環境学研究科 臨床心理研究指導分野

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「自分自身と深く向き合う。」

私が心理学を学ぶ中で、強く意識するようになったことです。自分自身と深く向き合い、繋がることで、人との向き合い方や接し方が変化したように思います。

大学に入学した当初は、心理療法やカウンセリングという言葉に幻想をいただいていたと思います。しかし実際に心理学という学問を学べば学ぶほど、曖昧さは増しわからないことが増えていきました。そんな中、少人数のゼミで様々な人の考えを聞くことにより、自分がどのようなことに興味があるのか、そのことについてどのように考えているのか、ということが明確になってきました。自分の考えていること、やりたいことが明確になればなるほど、さらに勉強したいと考えるようになり、大学院を受験しました。

受験を終えて強く思ったことは、もっと早くから勉強しておけばよかったということです。準備を始めるのが、早ければ早いほど選択肢が広がると思います。

私は、普段授業を受けることが専門科目や英語の勉強にも繋がると思っているので、目的意識を持って講義を受けるようにしていました。また、授業以外に友人と時間を決め、英語の勉強をしたり、授業やゼミで疑問に思ったことや興味のあることを話し合うようにしていました。そうすることにより、自分の興味が明確になり、研究計画書を書く際の参考にもなりました。同じ志の友人と勉強することにより、自分自身が鼓舞され、良い刺激になったと思っています。

将来、臨床心理士の資格取得を目指し、来年から大学院で頑張っていきたいと思います。

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