松山看護学部 看護学科
松山看護学部 看護学科
将来のキャリア形成につながる、厳選された実習先環境を確保し、
大学病院をはじめとした各種専門機関での多様な臨地実習が行えます。
松山看護学部では、1年次前期より臨地実習を組み入れています。臨地実習で教員1人が担当する学生数は4~5人と少人数なので、それぞれの学修進度に合わせた指導を行うことができ、学生が安心して実習に臨めるよう配慮しています。
また、実習期間外でも最新の教育機器やシミュレーションモデルを利用して学内トレーニングを行える環境を整備し、学生の主体的な学びを支援できる体制を整えています。最も重要となる実習機関については、愛媛県内のがん看護や終末期看護などの専門に特化した病院や施設と連携し、質の高い看護実践の学びをサポートしています。
看護の学びに欠かすことのできない臨地実習。本学では実習体制が整備されている病床400床以上の規模の病院での実習も可能です。
愛媛県立中央病院のNICUや四国がんセンターをはじめ、幅広い領域の専門病院とも連携し、専門性に触れることで研究的視野も養います。
山間部における在宅ケアや、瀬戸内海島しょ部の地域医療を担う巡回診療船「済生丸」の実習で、地域の人々に寄り添う医療の最前線を学びます。
社会福祉法人恩賜財団 済生会松山病院
看護学科 4年
愛媛県立
伊予高等学校 出身
窪田 珠奈さん
知識も技術も未熟な自分にも
感謝してくれる患者さんに支えられた実習。
実習前は患者さんに満足してもらえるケアが十分に提供できるのか、期待と不安がありましたが、どの患者さんも快く引き受けて下さり、コミュニケーションを取りながら看護ケアを提供するうちに、お互いに信頼関係を築け、看護実習に励むことができました。実習最終日には患者さんが涙を流して「また会えたらいいね」と別れを惜しんでくれたことが心に残っています。
セントケア松山
看護学科 2年
名古屋市立
山田高等学校 出身
丹羽 悠斗さん
実習の度に痛感するのは、患者さんを
最優先で考えることの重要性。
看護師さんたちの一人ひとりに対する接し方の丁寧さ、知識量には驚きました。セントケア松山ではバイタルサイン測定を実際にしてみると、利用者さんによっては拘縮や麻痺があり思うようにはいかなかったり、嫌がられたりするので演習のようにスムーズにはいかず難しかったですね。実習に行く度に、患者さんや利用者さんを最優先で考えることの重要性を強く感じます。
一般財団法人創精会 松山記念病院/医療法人聖愛会 松山ベテル病院/医療法人千寿会 道後温泉病院/医療法人聖光会 鷹の子病院/久万高原町立病院/市立大洲病院
その他施設
※順不同 (2024年4月現在)
「済生丸」の保健医療対策活動の実習では、瀬戸内海の離島で暮らす人々に対し、「自分の健康は自分で守る」という予防医学に基づいた健康支援の実践活動を学びます。島民が受ける健診に同行し、健診の時間を共に過ごしながら、島の暮らしの実態や生活に寄り添い、対象を理解することが基盤となります。船内での実習を終えた学生は、この経験をもとに地域での健康課題の解決策について討論し、地域医療の一端を担う役割について学修します。