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子回折装置

電子線を結晶に当てると、X線と同様に回折現象をおこします。その特有な回折パターンは結晶中の原子配列の研究に応用されています。
この装置は日本の電子回折の大先達の一人である上田良二さん(故人)が、1940年代に、開発、設計したものです。
上田さんの「オリジナルな研究はオリジナルな実験装置から」といった精神は名古屋大学に引き継がれました。
本資料はその歴史的価値から、2014年に日本科学機器協会より、分析機器・科学機器遺産として認定されました。